1億円までの軌跡

金融資産1億円を目指します。よろしければご覧下さい。

新NISA投資額

いよいよ来月から新NISAがスタートしますね!改めてどう変わるのかおさらいします。

素晴らしい制度ですね!特に嬉しいのは非課税期間が無期限であることと、枠の再利用が可能であることでしょうか。特に若い現役世代にとってはこれで資産形成がだいぶ楽になると思います。私もギリギリセーフかな。

来年以降の我が家の投資額・銘柄はこちらに決めました。

    つみたて投資枠 成長投資枠 合計
SBI・全米株式投信 60万円 204万円
e-MAXIS 全世界株式 36万円
株式、ETF 108万円
SBI・VOO投信 60万円 120万円
VOO or SPYD 60万円
  合計 156万円 168万円 324万円

ネットでは「120万円 x 15年間 or 360万円 x 5年間」の議論で盛り上がっていて、「360万円 x 5年間」の最速積み立てを推す声が大きいのは知っています。複利効果を上げるには早期積立と長期運用が鍵であることは理解しています。

ただ市場は常に気まぐれです。いつ何時リーマンショックやコロナショックのような暴落が起こるか分かりません。私はその時に勝負できるだけの資金と投資枠を確保しておきたいと考えました。私の投資計画では、投資枠に余裕を持たせているので400万円程度は即出動させることが可能です。NISAが一杯だったら非NISAで買えばいいんですが、税金20%(将来的には増税があり得るし)は大きいと判断しました。

銘柄では新たにe-MAXIS全世界株式(オルカン)を加えました。私はVTを持っているのですが、VTはパフォーマンスが今ひとつなので全世界株式には否定的だったのですが、オルカンの場合はファンド側が自動的に投資先を組み換えてくれるらしくパフォーマンスが良好です。オルカンの米国比率は現在60%以上なので「じゃあ全米株式でいいじゃないの?」というところですが、米国がダメになってきたら他のよりパフォーマンスの良い国に振り替えてくれるのがメリットだそうです。つまり「勝ち馬」に乗り続ける投資信託ということですね。

でも、私はそれが理由でオルカンを買う訳ではありません。一見完璧なオルカンですが、ジェレミーシーゲル氏が著書「株式投資の未来」で言っていたことを思い出してください。彼は、最も投資リターンが良かったのは、IBMの様な人気企業(その分常に割高)ではなく、フィリップモリスの様な一見冴えない(その分割安)けど死なずに利益を上げ続けてきた会社だ、と言っていました。つまり、勝ち馬に乗り続けること=最もリターンが良い訳ではないということです。例えば、今後10年もしかするとインドが急成長するかも知れません。でもその後20年大きく失速するかも知れません。こういう将来像を描いた時、オルカンでも負けることはないと思いますが、全米株式・S&P500の方がパフォーマンスが良さそうな気がするのです。

ではどうしてオルカンを買うのか?ですが、先日三菱UFJの役員の方がTVで「我々は償還しません云々」と言っていたのを聞いたのです。償還とは投資信託が終了することを言いますが、私は償還なんて知らなかったのでそんなリスクがあるんだと思ってびっくりしました。そう、私がオルカンを買う理由は償還リスクの分散です。SBI証券がいきなり投資信託を償還するとは思いませんが、長期的視野で考えて念のためです。あと単純に今話題のオルカンを買ってみたかったというのもあります。

この投資方針で自動積立設定も済ませました。これで年が越せそうです。