大谷選手がLAドジャーズに移籍することが発表されました。年棒総額10年総額7億ドルで、MLBのみならず他スポーツ含めて全米では史上最高額だそうです。さすが唯一無二の二刀流プレーヤー、日本が世界に誇る大谷さんです!
ここ最近のMLB選手の年棒の高騰ぶりは凄いですね。MLB歴代トップ3はこちらです。
第1位 | 大谷翔平 | 10年7億ドル |
第2位 | マイク・トラウト | 12年4億2650万ドル |
第3位 | ムッキー・ベッツ | 12年3億6500万ドル |
因みにあのアレックス・ロドリゲス選手が2007年にヤンキースと結んだ契約は10年2億7500万ドルで現在第12位です。
これだけ見ると、アレックス・ロドリゲス選手は「生まれてくる時代間違えちゃったなー」と言いたくなるところだと思いますが、実はそうでもないんです。アレックス・ロドリゲス選手が2007年に手にした2億7500万円(実際は年払いですが一括で貰ったと仮定して)を7%で16年間運用したとすると、2023年には8億2700万ドルになります。なので大谷選手の年棒はアメリカという国やMLB自体の経済成長のレベルを考えると妥当な金額と言えます。
長者番付がそうですよね。フォーブスの世界長者番付歴代1位はこちら。
2002 | ビル・ゲイツ | 528億ドル |
2012 | カルロス・スリムヘル | 690億ドル |
2022 | イーロン・マスク | 2190億ドル |
イーロン・マスク氏の2190億ドルは一見とんでもない数字ですが、2002年の528億ドルを年率7%で運用すると20年でだいたいこの金額まで増えます。7%と言えばS&P500の利回りを少し下回るくらいです。VOOで長期運用すれば十分可能な数字です。
絶対額では大谷選手やイーロン・マスク氏には遠く及びませんが、少なくとも成長率では我々もついて行けます。また、今後2〜3年で大谷選手を上回る年棒を稼ぐ選手も出てくるでしょう。
但し!プレーのパフォーマンスで大谷選手を超える選手は当分出てこないでしょう。大谷選手がベーブ・ルースの記録を抜いたのが100年ぶりですので、次の選手は100年後??